人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

一人鍋

今91歳の母が、70代の頃、高齢になって

「食事の支度がメンドクサイ」
とぼやいた時に、

「冬は、食材を変えながら、鍋にしたら?」

一人用の土鍋をプレゼントした。

 

これはいい!と喜んでくれたのは、ほんの束の間

「鍋が重たいから、無理だ。」がっかり‥‥

 

と今回その鍋を見つけて、わたしが一人鍋  ( ´艸`)

 

ついでに、リーズナブルな飲み比べ (*´σー`)エヘヘ

 

 

 

実家に帰ると、つい飲み過ぎるので、久し振りに「ビール」でなく

発泡酒を楽しむ。

違いは‥‥‥( ´艸`)‥‥‥いくら飲んでも、飲むほどに解らない!

わたしの味覚ってこんなもんか? ( ´艸`)

 

グリーンの缶  "本麒麟 香りの舞" 限定に魅かれて購入したものの、香り?

違うような気はする。それは、赤い缶を一緒に飲んで感じる程度。

別々なら、わたしのは、全く皆目わからない。

 

意外にも、「芋リンゴ」が「発泡酒」によく合う。

ほんの少しのきび砂糖で、さつま芋を柔らかく煮て、

リンゴを加えてひと煮たちしただけの煮物。

シナモンを振って、つまんだら、いけた! ( ´艸`)

 

一人鍋、栄養満点で、簡単便利!

※鍋は、塩麴に漬けた鶏もも肉の塩味のみ‥‥いい味出てました!

高齢者の医療費‥‥‥モヤモヤ‥‥

91歳母、11月のサポート記録(1)

施設からも病院の相談員からも、連絡なし。

とはいえ、諸々の支払いや連絡の郵便物が実家に溜まるので帰省した。

 

病院への支払いは、8月も9月も10月も、それほど大差ない。

8月は、10日間とはいえ2回の手術。

9月にも、異変が2回。観察室で過ごした日があった。

掛かった費用は、

  • 8月が二百万円越え
  • 9月が二百万円弱
  • 10月が百万円弱

日本の保険制度が無ければ、とても払いきれない大金。

しかも、母は91歳で非課税世帯。

実際の支払いは、25,000円足らずで済む。

( ,,`・ω・´)ンンン? 有難いを通り越して、モヤモヤ‥‥‥

非課税世帯ばかりじゃないにしても、病院内は、高齢者で溢れている。

 

長寿社会は、想定内のはず。長生きさえすればいいはずじゃない。

「太り過ぎって、死の四重奏だよ!」

母にあれだけ食べ物の大切さを言い続けても、

「そんがん事ないこて。」で、太り続け、ずんぐりむっくりで

高血圧を招き、中性脂肪も高くなり、高コレステロール血症。

当然のように膝にも腰にも負担がかかり、

脊柱管狭窄症にも膝関節変形症にもなり、糖尿病も併発。

 

知識が無いって、自滅していくってことか?

まあ、わかっていても、症状が現れない限り、気にしない人が大半かもしれない。

それでも、教育の場でしっかりと身体管理の大切さを学んでいたら、

母に掛かった医療費の負担の何人か分は、減らせたはず。

 

と思う後から、戦中戦後の食糧難やつづく結婚生活が内職に明け暮れて‥‥‥

ようやく訪れた人生の春。

好きなものを食べる楽しみを奪うのも、罪なことだったから‥‥‥

車の運転どころか、自転車にも乗られなかった分、母の生活は "徒歩" がメイン。

そこが、多少は筋力維持に役立っていたかもしれない。

 

モヤモヤしていても始まらない。

1か月ほど開けた実家の、今の窓側が、青かび!

色が消えるまで拭き取り、消毒剤を散布してまたふき取り‥‥‥

窓を半日開けっぱなし。

 

連絡待ちは続く。

 

 

91歳母の宝物

91歳の母は、お針仕事が大好きで、プロになった。

「結婚したら、子供の服や自分の服を作って楽しもうと思っていたんだ。」

ところがどっこい

「内職で、生活を支えることになるなんか、思っても無かった!」

 

とはいえ、わたしも弟もかなり手作りの服を愛用していた。

そして、わたしの子供たちも、その恩恵にあずかった。

物心ついてから、夜中にミシンを踏む音は常について回り

”子守唄” 代わりだったのかと思う位、母は頑張っていた。

そう!父は、腕のいい職人ではあったが‥‥‥

プライドがやたら高く、我儘な気分屋。

 

気に入らないと「こんがんとこ辞めてやる!」と職場の上司を脅しては

威張り散らす!挙句に退職し、商売を始めるが‥‥‥

当然のように鳴かず飛ばずで、母が‥‥‥内職。

 

父は50歳前からまともに働かずに動かなくなり、筋力低下と共に、

認知症が発覚し、60代後半で他界。

その後の母は、ようやく

「自分の洋服を好きなだけ作ったこて~」に。

 

箪笥の中と言わず、物置部屋には、未だにきていないブラウスや

ジャケットやコート類が‥‥‥

作ったものを眺めて楽しんでいたんだそうだ。

 

そして残された、母の大切な "糸” の山。

「少し頂戴」と、以前30個ほど貰ったが、まだ200個くらい?残っている。

 

 

埃が溜まっても、母の大切な宝物だけに、手を付けずにいたが、

大量の布を段ボールで受け取り、ミシンも作業台も処分した。

これだけあれば、わたしは一生ミシン糸を買わなくて済む!

持ち帰ることにした。

 

 

色を分別し、明らかに古いものは23個処分。

二段に重ねて

 

 

ほぼ200個。

しっかりと、使わせて頂こう。

( ,,`・ω・´)ンンン? 年齢と体力を考えたら、使いきれる?

娘は‥‥‥お裁縫をしないぞ‥‥‥

「老健保留中です」

相変わらず、病院からの着信にはびくびく。

病院の相談員からの声にまたまたびくっ!

「施設から、入所の審査結果を連絡してきました。」

「一旦、保留だそうです。」

「えっ?」

「今病院で出されている病院食の1日のカロリー数が、900キロカロリーですが、

施設では1200キロカロリーにしてもらわなければ、引き受けられないそうです。」

それ、以前にも聞いた。

 

その300キロカロリーの差に、重きを置くのは?

「病院では、91歳の高齢者向けに900キロカロリーと設定していると思うんですね。

担当医に1200キロカロリーにしても大丈夫なのか、確認してみます。」

それも、以前に聞いた!

 

母は自宅で、軽く1200キロカロリーは摂取していた。

食は、かなりいい方だ。病院的には、糖尿病の数値を管理したいこともありそう。

900キロカロリーって、食事量にしたらかなり少ないと思うが‥‥

 

そこを問題視して、入所保留が、わたしには辛い。

そして、相談員の回答が、三日以上たっても無し。

担当医への確認に、三日以上必要なのかと、不信感が芽生え始めている。

 

 

夢は、叶えたい

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水野敬也著‥‥‥「夢をかなえるゾウ」

何ともユーモラスなタイトルと、表紙のイラスト。

 

還暦過ぎて、今更?ではなく、実は諦めていない夢がある。(*´艸`*)

 

イラストから推察するに、軽いノリ?

軽~く読み流しなのか?

 

そう!最初から軽かった!

夢をかなえるには、どうしたらいいかの最初が

  • 靴を磨く

で始まる。なんか、至極当然の行動。

  • 食事を腹八分に抑える
  • 明日の準備をする

当たり前のことの羅列が続く。

  • お参りに行く

それに

  • トイレを掃除する‥‥‥( ´艸`)‥‥‥もある。

あれもこれも、ついサボり勝ち忘れがちな事柄が、20余り。

自堕落にマイナス思考を抱えて、人を羨んでいるような主人公?に、

人として当たり前のことを行い、

日々「感謝」することを忘れてはいけないって!

一日一つずつこなしていくことで、少しずつ変化し

変化を実感していく主人公の成長も嬉しい。

 

初心を思い出させてくれた。

分かっている事を、速攻で解決するには、大きな不幸位のインパクトが必須とか。

 

そして、う~~んと、唸ったのは

「やらずに後悔している事を今日から始める」

 

じっくり取り組みたいから、今の状態では無理だなぁと、

中途半端になっているわたし。

 

気付けたことは大きいけれど、年齢と体力を考えて、ためらう。

ひとまず、体力筋力を温存させつつ母の今が落ち着いたら、

改めて、取り掛かろう。

 

 

「そして、バトンは渡された」

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聞き覚えがある!と感じて図書館で借りた。

こんな境遇が存在するのかと、驚きで読んでいる最中に、TVで「映画化」された

「そして、バトンは渡された」が放映され‥‥‥

なるほど、聞き覚えがあったわけだと納得。

 

本を読んでいる最中で、映画を見ながら、

わたしの想像とは違う主人公やその親たちの演技が、気になる。

最後まで見たいが、睡魔が襲い、加えて、

結末が解るのはちょっと悲しいか‥‥‥途中でやめた。

 

なのに、読み進めるほどに、ドラマの俳優さんがそのまんま離れない。

イメージとかぶる部分はある気がしてくる。

 

5人の親に育てられながら、主人公に悲惨さが無いのは、最初の両親の人柄かもしれないと思えてくる。

”類は友を呼ぶ” ‥‥‥親としてかかわって来る人達は、両親の人間的魅力に魅かれ、

主人公に魅かれ、主人公は‥‥‥( ´艸`)‥‥‥

 

普通がどこになるのか、一般的とか、多数派?

そことは多少の違いがあったとしても、当人が、困らなければ、あり!

もう、既成概念考えなくていいよ~~いいよ~~

と言われている気がして、

最後は気持ちが楽になる。

 

そう!

どんな生き方も、考え方も、

人の道さえ外れていなければ、良し!

全て良し!になったらいいなぁと、感想が飛んだ!  ( ´艸`)

 

瀬尾まいこ著‥‥‥「そして、バトンは渡された」

 

晩秋の諏訪湖めぐり(3)

 

gagamama.jp

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実は、ランチの時には、

左の股関節部分やお尻のあたりが悲鳴を上げていた!

これ以上無理をしたら、車の運転すら危ないかな?

一人は、ストッパーが居ないだけに、気を付けないといけないのに‥‥‥

 

二十歳で知った「一人旅」。

楽しむ度に、経験してきた「動きすぎ?」

還暦過ぎても、学習できていない。

順調な老化進行中をしっかりと頭に叩き込まないと、

今後は他人に迷惑が及ぶ可能性がある。

 

距離的に、スタート地点までは4㎞弱。1時間足らずで到着。

 

体力は残っているのに、関節可動域悲鳴!

勇気(?)( ´艸`) を振りしぼり、タクシーを呼び、

大好きな  "味噌パン"  を買うために、スタート地点近くの「くらすわ」へ。

目的のパンは、売り切れで  "カンパーニュ"  を購入して、駐車場に戻り

身体を労わるために、「片倉館」へ。

 

「片倉館」の千人風呂は、

「国指定重要文化財昭和初期に出来た大衆浴場

実際は、千人ではなく、一度に100人の入浴可能らしい。

 

諏訪の温泉は、大きなホテルの浴場を利用することが多い。

大きくて奇麗で使いやすい。

ただ、ずっと気になっていた「片倉館」。一人なら、誰の意見もいらない。

 

入浴料も、ホテルの半額位で、¥750-

 

脱衣所

まさに、昭和初期のいでたち。重厚感もある。

浴室は、あれ? 道後温泉を思い出す。

大理石の雰囲気が、似ている。

肩までつかると、じんわりと暖まるのはもちろん。

身体が、お湯の中に溶け込んでいくような、

安心感に包まれる。

 

夕方の混みあう時間帯の前で、平日。大きな湯船に、ひとり。

贅沢だなぁと‥‥‥( ´艸`)‥‥‥

足腰、しばらく労わって、

やっぱりまた、諏訪湖を歩いて回ろうと思ってしまった。

地道に、身体のメンテナンスと体力温存、筋力アップ。

ちゃんと学習してからだなぁ。