人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

強靭な92歳!

92歳母、8月のサポート記録(2)

 

三羽ガラスて言われてたんですて。」

とても90代とは思えない瑞々しくて柔らかな声の母のお友達。

が‥‥‥「三羽ガラス」は集団の中で優れた3人を意味するはず。

 

多分、優れて姦しい三人だったという事だ!

 

お迎えに出向くと、現れたのは腰が曲がり始めた高齢者。

見た目は80代かな?、声や話しぶりを聞いたら70代。

持病は無いし、老眼鏡も必要なく、耳も聞こえる!

最近転んだけれど、骨折しなかったと笑っていたが、筋力の衰えでそのくらいなら

驚き!ただ、腰が曲がっているってことは「骨密度」が心配。

足取りも、少々心許ないが、軽妙な会話。

 

往復1時間の車中の会話が楽しかった。

 

母との面会(約15分)での帰りに

「まぁ、しっかりして変わらんのうと言ったら、頭がちいっとボケないと切ねえて。

と言って、色々話始めて、介護士さんが時間ですよだって。あっという間だったが。

そんでも、会えて良かったて。送り迎えまでしてもらって、ありがとうさん。」

 

わたしからしたら、こちらのお願いを快く引き受けて頂いてありがとうなのだ。

 

同じ年齢で、しかも92歳という高齢で、この違いって何?

幼くして母親を亡くし、家の手伝いは子供の頃から大人並みだったとか。

雪かきの大変さを訴えながら、母親がいないお産などが辛かったことを淡々と語り、

そんな働く日々が、今の身体を作ったのかなと語られた。

 

お別れの際にわたしも好きな「信州のリンゴ100%ジュース」をお礼に差し上げた。

と‥‥‥

「これは、お母さんへの差し入れに使って!」心遣いを渡された。

母の病状をお伝えしたので、再会はないかもしれない。

 

母のお友達が、素敵な方で‥‥‥よかった。